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自宅サーバー?
VPSを契約してクラウド上でもサービスを動かしていますが、同時に自宅サーバーの運用もしています。 自宅用にはミニPCを使っていて、省電力・小型でありながら、ファンが静かで長時間の稼働にも向いているのが魅力です。
現在は、アプリケーション用サーバーとNAS代わりのファイルサーバーの2台構成で運用しています。
ハードウェア構成
メインサーバ:Beelink U59 Pro
- CPU Celeron N5105
- メモリ 16GB
- ストレージ SSD 512GB
用途
- Mattermost(チャットサーバ)
- VPN(リモートアクセス)
- 自作の見積もり・請求書発行システム
- etc…
ファイルサーバ:ZX01
- CPU Celeron N5105
- メモリ 8GB
- ストレージ SSD 1TB
用途
- SMB
- DLNA
このマシンは完全にNAS代わり。専用機を購入しようかともおもったけど、ミニPCと外付けSSDのほうが安かったりしたし、そのほうが柔軟に運用できそうだったのでミニPCで。
アプリケーション戦略
基本的に動作させるアプリケーションは、Dockerを用いてコンテナ運用します。設定ファイルやデータベースのバックアップをしっかりおこなっておけば再構築が容易です。
バックアップ戦略
両サーバに外付けSSDを接続し、定期的に Rcloneで内蔵SSDとの同期を取り、その他アプリケーションの設定ファイル、データベースのダンプファイルなどを定期的に外付けSSDへ複製しています。
クラウドへの同期もできるので、要件に合わせて柔軟に設計できます。
まとめ
実際に動かすアプリによっては細かな調整やスペックアップが必要になることもありますが、バックアップの仕組みをしっかり用意することや、アプリをコンテナ化してすぐ再構築できるようにしておくことといった工夫をしっかりおこなっておけば、小規模ビジネスはミニPCでのサーバー運用とか十分にいけそうです。
意外とクラウドにデータをあげたくないというユーザーさんが多かったりしますよね。